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【Books Review】王ジャパン、野球世界一への道
2007年03月24日 (土) 00:17 | 編集
こちらのブログにも遊びに来てくださって、さらにWBCでも本当にお世話になった石川とらさんがWBCの本を出版されました。今日から店頭に並んだそうですが、私も早速読ませて頂きました。

…というわけで、こちらでも少しご紹介を☆。

OhJapanBookCover.jpg

王ジャパン、野球世界一への道
石川 保昌 (著)
価格:¥ 1,890 (税込)
河出書房新社
編集後記などにも書いていらっしゃいますが、とらさん、ホントは帰国後すぐにでも…という思いでいらっしゃったんですよね(詳しくは編集後記をごらんいただければと…)。私自身のことではないのですが、実は出版にあたって旦那もこの本のコンセプトに大変感銘を受け、制作過程で少し携わらせて頂きました。大変感謝しています。そのことは置いておいて、筆者であるとらさんの文章やこの本の企画・コンセプトそのものが本当に気に入っているのでご紹介させて頂こうと思いましたことをご理解いただけるとうれしいです。

帰国後すぐのころ、とらさんともお電話でお話させて頂く機会があったのですが、日本が優勝したというそのことへの歓喜はあるにせよ、WBCという大会そのものではなく、日本の枠から出て書かれているものがあまりにも少ないのは残念だね…という話をされていたのは自分も同感でした。

とらさんは日本の予選プールAを取材された後、オーランドのプールD、アナハイムの2次予選、サンディエゴの準決勝&決勝と取材を続けられたのですが(オーランド以降は私も同じです)、多くの取材陣と違って日本だけを追うわけじゃなかった彼だからこそ書けるものもあると個人的に思っていたので、こうして一年経ったわけですが、彼のレポートが本となって出版されるのはうれしかったです。

こちらの本ですが、王ジャパン…とタイトルには入っていますが、王監督を含めすばらしい試合を見せてくれた日本選手たちにありがとうという気持ちは込めつつも、先ほども書いたように『王ジャパンだけ』をクローズアップしてキャプチャしているものではなく、全体的なWBCそのものを見るという視点が込められていると思います。日本というチーム以外でも、キューバも、ドミニカも、アメリカも、ベネズエラも、メキシコも…といういわゆるトータルになべて書かれていること…このことが個人的にはこの視点が何よりもうれしかったわけなんですが(笑)、沢山いろんな選手の名前が出てくるのはなんとも読み進んでいくのが楽しかったです←単なるミーハー♪

でも、大会を見るトータルな視点…という意味では、実際問題、WBCって大会そのものの大枠を見る機会って、結局大会終了後日本ではまだほとんど一度もないまま…今に至ってると思うんです。この大会はこれからも続いていく大会なのに、"日本がいろんな苦労と喜びを乗り越えて優勝しました…ちゃんちゃん!”って終わってしまってるという感じがするというか。

この第一回大会だけのことにしても、参加しているチーム・そして選手レベルでもそれぞれの顔があり、思いがあり…なわけで。さらに、この大会が作られる段階のことはもちろん、MLBの思惑、NPBの協力体制がどうだったのか、はたまたオリンピックをも含めた野球という分野での国際大会への日本のスタンスなどもおもしろかったです。こういったファクターもWBCそのものを語るにははずせない部分もたくさんあると思いますしね。だから読み終わったとき、とらさんが見てこられた事に対しての密着レポートという形であっても、単なる感動本という枠に収まらず、初めて形になった野球のワールドカップ的な大会に対してのひとつの集大成の記録であると同時にこれからへのメッセージを感じました。これは、今までのWBC関連で日本チームだけをクローズアップして流れていたものと違った観点だと思います。

またWBCという大会を報道するにあたって大きく浮き彫りになったこととして、選手やチームへぶら下がり方式取材が主となっている日本のメディアが国際大会に参加して十分に役割を果たせていないことなどについてもガツンと言ってくださっています。こういう部分については私も1ファンとして思うところがありますが、サッカーのワールドカップなどを実際に取材されて国際大会を十分にご存じのとらさんが書かれている文章は一層心に響くものがあるというか、これから日本がスポーツを報道していく上で考えていくヒントも含まれているんじゃないかなぁーとシロウトながら思ったりもします。

実際に試合や試合後などの話にしても、日本チームだけじゃなく、いろんなチームや選手のことも書かれていることは読んでいて楽しかったです。実際私は個人的にとらさんと同じ日程でフロリダ-アナハイム-サンディエゴと動いていたこともあって余計に思い入れがあった部分はあるんですけどね(笑)。若干絡みも…(略)。

なんだかコーフンしているときに書いていると収拾つかなくなってしまうのは悪い癖なんですが(笑)、いずれにしても日本という枠を越えてWBCという大会そのものを振り返ることができる楽しさがあった一冊だと思いました。
コメント
この記事へのコメント
楽しみですーー
この本注文しましたよ~
日本だけでなく世界のチームがどうなってたか、伝えてくれるのはありがたいですね。
読むの楽しみにしてます~♪^^
2007/03/25(日) 17:18 | URL | aoi #POQ5NLzM[編集]
また感想をぜひ☆
aoiさん

きゃ~~ぜひぜひ読んでまた感想を聞かせてください。これはあくまでも私的感想ですし。

それにしても2009年のこと…少しは日本の上層部の方は考えてるのかなぁ…。もちろん選手、ファンレベルでは別にまだ良いと思うんですが…この本を見ていると、この大会を決めるに当たってもなんだかなーってかんじっぽいので、余計になんだか不安です~~(汗)。
2007/03/25(日) 23:02 | URL | ともとも #cIULLd6U[編集]
こんばんは☆
私も読んでみたくなりました!

年末にWBCの試合が放映されてるのを観たのですが(日本以外のグループ)
プエルトリコやドミニカやキューバはホント
レベル高くて強いな~と思いました!
日本が同じプールだったら予選敗退で終わってますよ。

観客も満員で盛り上がってるし。
空席が目立った日本での試合がうそのようでした。。。

世界一になって浮かれてる場合じゃーないですよね。
キューバは何人かエース格の投手が決勝では投球制限で投げられませんでしたが、
もし投げていたら・・・ぞっとします!(-_-)ウーム
2007/03/26(月) 00:40 | URL | ヒロミ #pKWPD12E[編集]
ぜひぜひ~~~☆
ヒロミさん

こんばんはー。ありがとうございます~~!
ぜひ読んで頂けるといいかと…。
おおお、年末特番ですか?いいなー。

いやほんとにね、プエルトリコのプールCも見に行きたかったですよ。いや、2次かなぁ。私は旦那についていく形だったのでプールDを見た後アナハイムに行きましたが(フツーだったら日本が見れるので喜んで良いはずなんですけど)私的にはかなーりプエルトリコの2次(ドミニカ、ベネズエラ、キューバ、プエルトリコ)にも一人ででも行ってみたかったです~~~。なんだかすごそうだったし。あの雰囲気、多分私が見に行ったプールDのドミニカ対ベネズエラの対戦と同じようなものがあるんだと思いますが、すごいですよ。しばらく頭の中がカリビアンになってました(笑)。でもみんなで応援してて熱かったです。ホントにね、野球が好きな国民が集まってる~~みたいな、コーフン。国まるだしの応援…私は好きかな。

日本ではやっぱりチケットの値段から高すぎたところがあったり、大会を成功させようと言う部分がね、どうしても読売さんという1社のマスコミが絡んでいただけになかなか他のところが協力しなかったのかできなかったのか…という部分がありましたね。それは野球を応援するというドコにも所属しない分野であるはずのものがなんだか変なところでマスコミに踊らされてしまったような。

確かにね、日本の試合はアメリカにいたのでESPNで夜中に見てましたが(笑)、国で盛り上がろう!応援しよう!というメディアで大々的にやる前フリがなかったので(国挙げて応援だ~~!みたいなノリがなかったですからね)、どうしても応援するにもどうしていいのかって部分もあったような感じで…お行儀よかったような気がします。これはあくまでも私の思いだったのですが、もっと本来の鳴り物ありでもいいんじゃないかなーと思って正直見てました。でもこれもファンのノリがどうこうということじゃなくて、大会のアピールの仕方が問題あったんじゃないかなーなんてシロウトながらも思ってます。エキシビジョンマッチなのかワールドカップ的国別対抗戦なのか…その意識、国で統一感なかったような感じでしたしね(私が出発した3/1…もうすぐ予選だというのに周囲もWBCってイマイチわかってなかった人も多かったですし)。これは2回目の大会でぜひとももっと変えていってほしいなと個人的に思ってます。今度はディフェンディングチャンピオン狙わなければならないですしね(本来なら)。そんな雰囲気にならないとなんだか…って気も…。

投球制限…ホントにね~。前日のドミニカ戦でラソ投手が投げてくれたのは大きかったですね。ラソ投手が日本戦で投げてたら…かなりこわかったかも…ですね。話をしていると思い出して楽しいですー。
2007/03/27(火) 00:39 | URL | ともとも #cIULLd6U[編集]
紹介ありがとう。
ともとも 様

丁寧に紹介していただいて、ありがとうございます。
本にするのに1年もかかってしまったのと、写真をいっぱい入れた本にしたかったのが、WBCというトーナメントの写真使用権問題のために使えなかったが残念でした。

WBCというトーナメント自体、ビジネス化しており、WBCのロゴやWBCの写真の管理権はすでにアメリカのある大手スポーツ・エージェンシーが持っています。
ともともさんの旦那さまが撮影した素晴らしい写真を使いたいと思っていましたが、それらを掲載するのであれば、そのエージェンシーに対してライセンシー料を払わないといけないという問題になっちゃうのですね。

チャンピオンとなった国でさえ、野球文化振興のための本も自由に作ることができないシステムになっていたというのが、実際、本を作ってみてわかったことでした。

本のタイトルにあえて「WBC」という言葉を入れなかったのも、「この本はライセンシー商品ではない」ということをはっきりさせるためでもあります。

本のライセンシー料など金額的にはケタがしれていますが、テレビ放映権、スポンサーのロイヤリティーなど、WBCは興行ビジネス的な側面が非常に前面に出てきたトーナメントだったように思います。

そんなことはともかく、ありがとうございました。
2007/03/29(木) 02:00 | URL | とら #3t2wweiU[編集]
コメントありがとうございます。
きゃ~~とらさん

いつもお世話になってます。こちらこそコメントありがとうございます!本当に楽しんで読ませて頂きました。何度読んでもいろんな部分で思い出すこともあったり、考えることもあったり、本当にWBCという大会のくくりでいろんな事が頭に浮かんでくるすばらしい本だと思ってます。

ホントにこちらこそありがとうございます。
そういう風に言って頂いて恐縮ですm(_ _)m。でも少しでも携わらせて頂けたこと本当に感謝しています。ありがとうございます。写真のことについてもいろいろ旦那通じてお話も聞きました。いや~~~すごいですね(笑)。アメリカ、大リーグ(WBCもメジャーリーグ機構管轄と似てるようなものですが)って本当に報道系の写真ではなくてストックブックの写真に対しての意識がものすごいものがあるんだなと改めて思いました。

>野球文化振興のための本
ほんとに、後に残すというのが…基本であるんですけどねー。単なる選手で売りたいがためというわけじゃないのになぁ…選手もこの一ページに入ってただけのことなのになぁと思うんですが、このあたり難しいですね。なんだかいろんなことが改めて浮き彫りに見えてきた感じがしました。

こちらこそ本当にありがとうございます。
とらさんもお身体に気をつけてまた元気なレポを拝見する時をゆっくり楽しみに待ちたいと思います。私はWBCという大会の枠でくくったものが日本になかなかなかったと思うので、そういう視点がつまったこの本が多くのかたに読まれると素直にファンとしてうれしいです。これからもよろしくお願いします。
2007/03/29(木) 19:48 | URL | ともとも #cIULLd6U[編集]
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